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スマートな店舗出口ソリューション: シュリンクを数値化

出来心の犯罪から組織的な小売犯罪(ORC)にいたるまで、現代の小売業者はかつてない水準の損失率に直面しています。それが 大胆な常習犯 による損失であろうと、 長期にわたって内部不正を行う従業員 によるものであろうと、この問題の規模の大きさを浮き彫りにするニュースがほぼ毎週のように報じられています。

「ほぼすべてのセグメントとカテゴリーにおいて小売業者から耳にするのは、シュリンクが前例のない水準まで増加しているという事実です」と話すのは、Sensormatic Solutions のソリューション管理部門のグローバルリーダー、Myron Burke。「彼らはシュリンクが発生していることを認識していますが、これまで推定できたのは出口で発生している部分のみです。荷物搬入口やサプライチェーン全体、さらには商品倉庫内で発生している割合は把握できていないのです」と、言葉を続けます。

また、シュリンクの全体像を把握できなければ、発生場所や発生時期に応じて効果的な対策にリソースを割くことができず、包括的な証拠パッケージをタイムリーに法執行機関に提供したりできないとも指摘します。

だからこそ、Sensormatic Solutions は、小売業者の在庫管理と損失防止技術における最新の画期的技術、スマートな店舗出口ソリューションを開発したのです。小売業者はスマートな店舗出口ソリューションを利用することで、シュリンクの状況を完全に把握し、すでに収集している膨大なデータを、より効果的な損失防止戦略、法執行機関向けのより効率的な事件管理、小売エコシステム全体でのよりスマートな意思決定を促進するインサイトに変えることができます。

データは「豊富」、インサイトは「乏しい」

Sensormatic Solutions チームがスマートな店舗出口ソリューションの開発において解決を目指した主な課題のひとつは、大量のデータを意思決定者が実際に活用できる有意義なインサイトに変換することでした。

「現代の小売業者は膨大なデータを手にしているものの、そのデータを実用化する手段はほとんどありません。POS システム、EAS ソリューション、ビデオインフラなどからデータが流入しているのに、それぞれが異なるフォーマットで届き、互いに孤立した状態で共有されておらず、サイロ化しています。結果として、小売業者は即座に有用な形でデータを簡単に統合することができません。同時に、問題の本質がどこにあるのか明確な見通しが立たないまま、シュリンクの深刻化に直面しているのです」と、Burke グローバルリーダー。

こういった議論を通じて、チームは一方の問題を解決することによって、もう一方の問題を解決できることに気づきました。

「小売業者が求めているのは、より多くのデータではないとすぐに理解しましたよ」と話すのは、Sensormatic Solutions のインテグレーションサービス部門グローバルディレクター、Tiago Lagarto です。「必要なのは、すでに保有するデータを有用で洞察力に富んだものに変える方法だったんです。そこで私たちは、小売業者がシュリンクの全体像を把握し、いつでもどこでもシュリンクに対処できるよう、堅牢でリアルタイムなレポートを提供できるよう、データを唯一信頼できる情報源に集約できるソリューションの開発に着手しました」と、説明します。

データフュージョンでシュリンク対処のコンテキストを提供する方法

機械学習の力を活用し、AI 搭載の Shrink Analyzer アプリケーションを用いて EAS、RFID、ビデオ解析、POS などのデータを統合するスマートな店舗出口ソリューションなら、小売業者がシュリンク事象の「内容、場所、金額」を把握できるだけでなく、それらの事象をコンテキストに置き換え、法執行機関向けの証拠収集と整理を迅速化することができます。

コンテキストがなぜそれほど価値があるのか、Lagarto は次のような例を挙げました。

「大量の商品窃盗を常習的に行う組織的窃盗グループ(ORC)に狙われている小売業者を想像してください。法執行機関に事件を効果的に立証し、起訴の必要性を示すためには、小売業者は通常、何時間にもわたる監視カメラ映像を精査し、POS システムや EAS などからのデータを収集しなければなりません」

「スマートな店舗出口ソリューションは、データ融合の力を活用して小売業者の代わりにこの困難な作業を代行してくれます。あらゆるデータが集約されるので、盗難発生時の証拠となるビデオやタイムスタンプ、盗難品の価値、犯人の入店・退店時刻などを小売業者が把握できるようになるんです」

小売店の損失防止における画期的な革命

法執行機関向けの証拠パッケージの構築は、スマートな店舗出口ソリューションが提供する最も強力な成果のひとつです。しかし、それは数ある成果のひとつに過ぎない、と Burke は付け加えました。

「スマートな店舗出口ソリューションの導入前は、小売業者にとってシュリンクとはほぼ謎のようなものでした。さまざまな損失事象から生じる真の損失額を推定するのは、当てずっぽうな推測に過ぎなかったのです。それが現在では、小売業者はシュリンクを損益計算書の独立した項目として計上できるのです。数値化、追跡が可能になりましたし、最も重要なのは、これに対抗できるようになったことです」

Burke によると、シュリンクの全体像を把握できるようになると、小売業者はその実態にしばしば衝撃を受けるといいます。

「初めて、全店舗のシュリンクが中央集約された単一の数値として可視化されるんですよ。衝撃的なことではありますが、その衝撃のあとには興奮と、自らの意思決定によって自発的に行動できるようになる感覚が生まれます。結局のところ、問題の規模を認識するだけでなく、初めて自ら解決策を講じられる能力があることに気付くんですよ」と、説明します。

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