長年にわたる
Sensormatic Solutions の豊かな歴史と輝かしい未来
2026年4月1日

共有

過去60年にわたって、Sensormatic Solutions は、シームレスで安全かつ成功する小売業務の実現を牽引してきました。創業当初から、当社の取り組みはイノベーション、創造性、そしてコラボレーションの力で小売体験を再定義するというシンプルな使命に導かれてきました。

新たにイノベーションあふれる10年を迎えるにあたり、これまでの歩みを振り返るとともに現在の位置を顧み、そして次に何を目指すかを考えていきたいと思います。

創業期

Sensormatic Solutions のコラボレーションによる問題解決への取り組みは、創業当初から始まりました。1966年、万引き犯の捕獲に失敗したことに苛立った食料品店の店長、Ronald Assaf は、電子機器に精通した従兄弟の Jack Welch に、小売窃盗を阻止できるソリューションの開発を依頼しました。Welch は帰宅後すぐに作業に取り掛かり、小売業界を永久に変えるものを設計しました。

Welch と Assaf は力を合わせてこのソリューションを改良。それは高感度タグ、POS タグ除去装置、出口スキャナー、警報レシーバーで構成された、課題に特化したシンプルで直感的なシステムでした。二人はこれを「万引き犯の敵」と名付けると同時に、このソリューションは Assaf の不満を解消するだけでなく、業界の損失防止アプローチを一変する可能性を秘めていることに気づきました。

これが世界初の電子式商品監視システム (EAS)であり、より効果的で技術に裏打ちされた防犯への第一歩となったのです。それはまた、新たな取り組みの基盤ともなるものでした。すべての人々により優れたショッピング体験を提供することに専念した会社、Sensormatic Electronics の誕生です。

創業当初の数年間にわたり、Assaf が率いる Sensormatic Electronics は初期設計の改良を続けました。1968年、Sensormatic Electronics は、1970年代の小売業界を席巻するデパートのニーズに適した、初のマイクロ波式 EAS システムを市場に投入。1972年までに同社は、大半の小売業者にとって、目的は窃盗犯の捕獲ではなく、盗難の抑止であると気づきます。こうして、初の目に見える小売店の盗難防止装置、「アリゲータータグ」が誕生しました。

保護技術の発展

1980年代から1990年代にかけて、Sensormatic Electronics のチームは、小売体験の向上を目的に技術限界に挑戦し続けました。1980年代には業界初となるアコーストマグネチック方式(AM)の EAS システムを導入し、損失防止へのアプローチを再定義。それが UltraMax AM です。このシステムは、アルミシートを使用した袋や金属製ショッピングカート内のタグ検出、非鉄金属製品へのタグ付けにおいて、従来のマイクロ波式よりも高い効果を発揮することが証明されました。

1990年代になると、技術進歩はかつてない速度で加速し、Sensormatic Electronics はその進歩に追いつくために尽力しました。1991年から1995年にかけて、同社は3つの重要な技術革新を達成。

  • 1991年に導入された埋め込み型 EAS ラベルは、あらかじめ保護された商品への第一歩でした。アパレルや消費者向けパッケージ商品のためにデザインされたこの小型タグは、製造工程で製品や包装に組み込まれるので、ブランドイメージを損なわず商品を確実に保護することができ、商品到着時に店員がタグ付けする手間も省くことができました。
  • Sensormatic Electronics が1994年に提供を開始した、世界初の目に見えるスタギングプログラムは、小売業者に保護機能と予防的抑止力を提供することで、事前タグ付けの可能性を拡大しました。このサービスと並行して、Sensormatic Electronics は無線周波数(RF)ベースのタグをポートフォリオに加え、無効化機能を強化しています。
  • - 最初の 「クランプ」タグである Sensormatic Electronics の「SuperTag」は、同社と業界にとって画期的な製品でした。特許取得の設計により取り外しが困難となり、今日にいたるまでベンチマークとして機能する性能基準を確立。

1990年代後半はブランドにとって変革期となり、その認知度は小売業界を超えて高まり、新たな高みへと到達しました。1996年、Sensormatic Electronics社は、ジョージア州アトランタで開催された夏季オリンピックのセキュリティソリューション提供企業として、新たに導入された RFID/生体認証アクセス管理システムと CCTV システムを展開。これらのシステムは1986年に新発売されたもので、CCTV システムと電子 ID ドアオープナーを組み合わせており、産業顧客の職場窃盗や不正行為の削減に役立てられました。1992年の合併でソリューションの機能が強化されたあと、世界的な舞台で選手や観客を保護するために改良と再設計が施されました。

デジタル革命

新世紀の幕開けは、新たな発見の時代と小売システムへの新たなアプローチをもたらしました。コンピューティングやコネクティビティ、デジタルツールにより、ショッピングやビジネスのあり方が変わり始めたのです。

2001年に Tyco International の傘下に入った Sensormatic Electronics は、小売業者が直面する最も差し迫った課題と根強い障害に対する最先端ソリューションを追求し、この課題に立ち向かいました。この間、チームは「精密なデータ駆動型産業としての小売業」という新たなビジョンに注力しています。

2008年、Tyco International は RF ベースの製品ポートフォリオを拡大するために、Vue Technology を買収。RF 技術の進歩を活用し、個々の商品識別を可能にした TrueVUE により、小売業者の在庫の見える化、管理、統制が改善されました。

その後10年間、同社はデータファーストソリューションを拡大。AM と RFID 機能を備え、トラフィックカウント機能を内蔵した、外部コントローラー不要の自立型設計を特徴とする Synergy シリーズのゲート(2015年)のような製品を展開しました。

同年、Tyco International が FootFall と ShopperTrak を買収。これにより、それまで以上に 買い物客の動きや行動を可視化できるようになり、在庫データなどの文脈化が可能となりました。 これが記録・ストリーミング機能が備わった、遠隔設定・アップグレード可能な来店客数カウントソリューション Orbit 8 トラフィックカウンターの誕生につながったのです。

2000年代初頭には、企業経営者や消費者の間で環境意識が高まり、小売業者がより責任ある運営を行えるよう支援するサービスの開発が促されました。その結果生まれたのが、タグの使用と再利用に対する斬新なアプローチ、「ソースタグの再循環」です。既存のソースタギングネットワークを基盤としたこのプログラムにより、小売業者は使用済みタグを返却して再利用できるようになり、これまでに10億枚以上のプラスチックタグが廃棄処分をまぬがれ、再利用されています。

この間、組織自体も変革を遂げました。Tyco International は2016年に Johnson Controls と合併し、2019年には小売ソリューション事業ポートフォリオが Sensormatic Solutions として再ブランド化されました。 これは単に電子機器を提供するだけではなく、成果を最優先とする小売業者向け製品・ソリューションプロバイダーとしてのアイデンティティを反映してのものです。

現在と今後

過去5年間は小売業者にとって容易なものではありませんでした。コロナウィルスからサプライチェーンの混乱、労働力不足、組織的な小売犯罪(ORC)の増加など、小売業界のリーダーたちは数々の困難を乗り越えなければなりませんでした。そして、Sensormatic Solutions は各段階において支援を続けてきました。

  • 2022 年 :食品トレーサビリティの強化を目的とした、設定可能で革新的かつ使いやすいプラットフォーム、 Digital Food Safety(コンプライアンスマネージャ)を導入
  • 2023 年 : 小売業者がいつ、どこで、どのようにシュリンクが発生したのかを可視化できる業界初の損失防止の分析アプリケーション、 Shrink Analyzerを発表
  • 2024 年 :使い捨てプラスチックへの依存度を減らしたい小売業者向けに、より持続可能な新しいラベルオプション「SPX ラベル」を発表
  • 2025 年 :埋め込み型 RFID シームタグを展示するとともに、次のような AI 駆動型の新ツール一式を発表:
    • Orbit AI : 買い物客の属性データをシームレスに単一デバイスに統合する、次世代の立体視型来店客数カウンター。
    • ビデオ AI:店舗内外における買い物客の行動についてインサイトを提供してくれる、機械学習と AI 深層学習モデルを活用したエッジエンド画像認識センサー。
    • Re-ID:顔以外の身体的特徴を用いて買い物客、店員、リピーター、作業員を識別し、人数計測インサイトの精度を高める、Orbit AI とビデオ AI の両方に対応した技術。

そして、今年以降も多数の革新的な技術が登場します。 先日開催された NRF 2026 での当社の展示ソリューションには次のようなものがあります。

当社は過去60年にわたり小売業界を牽引してきましたが、これからの60年も、引き続きショッピング体験の再定義に携わっていけることを非常に楽しみにしております。Sensormatic Solutions の長い歴史については「小売業者のことを真っ先に考えてきた60年」のランディングページを詳しくご覧ください。Sensormatic Solutions 創業60周年についての最新情報は、当社の LinkedInYouTubeX をフォローしてください。

共有

data chart with unlabeled vertical bars and horizontal trend line

Sensormatic Solutionsが収益をどのように変化させるかを確認する準備はできましたか?

お問い合わせ